Aurex SS-350DW
¥58,000(2台1組、1976年頃)
解説
コンケーブ型ユニットを採用した3ウェイスピーカーシステム。
低域にはラジアルエッジとコンケーブ型振動板を用いた20cmコーン型ウーファーを搭載しています。
コンケーブ型とすることで輻射効率を高めるとともにクロスオーバー周波数のピークやディップを少なく抑えています。
中域にもコンケーブ型を採用した10cmコーン型スコーカーを搭載しています。
高域にはESエッジを用いた3cmドーム型トゥイーターを搭載しています。
中域を3段階切換できるレベルコントロールを搭載しています。
エンクロージャーにはプレッシャーバランス方式を採用しています。
プレッシャーバランス方式ではバッフルのポートからは可聴帯域外の不要振動だけを逃がすことで内圧のバランスを保つよう設計されています。これにより密閉型のこもりやバスレフ型のブーミーさを抑えています。
機種の定格
方式 | 3ウェイ・3スピーカー・プレッシャーバランス方式 ・ブックシェルフ型 |
使用スピーカー | 低域用:20cmコーン型 中域用:10cmコーン型 高域用:3cmドーム型 |
周波数特性 | 35Hz~20kHz(SPL-20dB) |
最低共振周波数 | 71Hz |
最大入力 | 40W |
定格入力 | 20W |
インピーダンス | 8Ω |
出力音圧レベル | 91dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 1.5kHz、7kHz |
レベルコントロール | 中域3段階切換 |
内容積 | 34リットル |
外形寸法 | 幅320x高さ560x奥行270mm |
重量 | 12.5kg |