Aurex PC-X30
¥55,800(1979年頃)
解説
ボーカル機構付きの録再ミキシング機能を搭載したカセットデッキ。
デュエットでの録音・再生マイクミキシングが可能となっています。
2本のマイクに対応しており、マイクジャックに差し込んでボーカルスイッチをオンにするとマイクの音がセンターに定位します。
マイクの音量はボーカルボリュームで行えます。
メカニズム部にはキャプスタンとリール台をそれぞれ独立駆動させたベルトドライブ方式となっており、駆動モーターには回転精度の高いDCサーボモーターを採用しています。
テープを巻き戻すと自動的に再生するオートプレイ機構を搭載しています。
ソフトイジェクト&イージーテイクアウト機構を採用しています。
レビュー&キュー機構を搭載しています。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーNRを搭載しています。
タイマースタンバイ機構を搭載しており、別売りのタイマーによって留守録音や目覚まし再生が可能です。
バイアス・イコライザー独立の3段切換機構を搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
トラック方式 | ステレオ |
バイアス・消去 | 85kHz |
テープスピード | 4.8cm/s |
適応テープ | ノーマル、フェリクローム、AX(クローム) |
ヘッド | 録再:ハードパーマロイヘッド 消去:フェライトヘッド |
ワウ・フラッター | 0.055%(WRMS) |
早巻時間(C-60) | 105秒 |
周波数特性 | 30Hz~16kHz |
SN比(AXテープ) | Dolby in:63dB |
総合歪率(0dB、400Hz) | 1.0% |
入力端子 | Line:70mV/50kΩ Mic:0.25mV/600Ω~10kΩ |
出力端子 | Line:0.4V/50kΩ Headphone:0.4mW/8Ω |
使用半導体 | ICx3 トランジスタx2 ダイオードx8 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 9W |
外形寸法 | 幅420x高さ146x奥行281mm |
重量 | 5.4kg |