Aurex PC-4030D
¥55,800(1976年頃)
解説
PC-4030の改良型にあたるステレオカセットデッキ。
※PC-4030Dは内部に変更が加えられていますが、フロントパネルの表記ではPC-4030のままになっています。このため、PC-4030には実質的に2種類のバージョンがあることになります。
PC-4030Dでは新たにASヘッドを採用しており特性の向上を実現しています。
パネル面には30゜傾斜したデザインを採用しており、レベルメーターなどの視認性を向上させています。
左右チャンネルのレベルコントロールに加え、左右チャンネルのレベルコントロールが可能なフェーダーを搭載しています。
オートプレイ機構を搭載しており、巻き戻しから自動再生が可能です。
レビュー&キュー機構を搭載しています。
バイアスとイコライザーが独立した2段切換式テープセレクターを搭載しています。
ラインとマイクの入力セレクターを搭載しています。
ノイズリダクションシステムとしてドルビーシステムを搭載しています。
機種の定格
型式 | カセットデッキ |
駆動方式 | 1モーターベルトドライブ方式 |
使用モーター | DCサーボモーター |
周波数特性 | 30Hz~14kHz(-10dB、ノーマルテープ) 30Hz~16kHz(-10dB、クロームテープ) |
歪率 | 1.5%(0dB、1kHz) |
SN比 | 58dB(クロームテープ、Line、ピークレベル、NAB、A特性) Dolby in時:10dB向上(5kHz) |
ワウフラッター | 0.07%(WRMS) |
チャンネルセパレーション | 30dB(10dB、1kHz) |
クロストーク | 70dB(10dB、1kHz) |
消去率 | 70dB(10dB、1kHz) |
早送り、巻戻し時間 | 約105秒(C-60) |
バイアス周波数 | 85kHz |
入力感度/インピーダンス | Mic:0.25mV/600Ω~10kΩ Line:100mV/50kΩ |
出力レベル/インピーダンス | Line:0.4V/50kΩ Headphone:1mW/8Ω |
使用半導体 | トランジスタ:64個 IC:8個 ダイオード:23個 |
電源 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 11W |
外形寸法 | 幅400x高さ135x奥行300mm |
重量 | 4.5kg |