AKAI EA-G90
¥49,800(1981年頃)
解説
リスニングスペースや聴くソース、聴く人の好みに応じてアレンジできるグラフィックイコライザー。
左右独立の12バンドタイプを採用しており、中心周波数は16Hzから32kHzまでを1オクターブごとに12分割しています。
可変幅は±12dBと±6dBの2段切換式を採用してます。
キャラクターリバーススイッチにより、±特性が反転できます。
レコーディングスイッチを搭載しており、イコライジングした音をそのまま録音する場合にはonにします。
また、イコライジング効果を楽しみつつ通常録音した倍はoffにしておきます。
テープモニタースイッチを搭載しており、テープデッキで録音再生のモニターを行う場合はonにします。
また、再生中イコライザースイッチをonにすればイコライジング再生も可能です。
アッテネータースイッチが設けられており、スイッチをonにすることで入力信号レベルが6dB(1/2)減衰されます。
シルバータイプのEA-G90とブラックタイプのEA-G90BLの2種類がありました。
機種の定格
型式 | グラフィックイコライザー |
中心周波数 | 16Hz、31.5Hz、63Hz、125Hz、250Hz、500Hz 1kHz、2kHz、4kHz、8kHz、16kHz、32kHz |
周波数レベルコントロール範囲 | ±12dB/±6dB |
定格出力レベル | 1V |
利得 | 0dB |
全高調波歪率 | 0.005% |
周波数特性 | 10Hz~20kHz ±0.5dB 20Hz~100kHz ±1.5dB |
S/N(IHF-A) | 105dB |
最大入力電圧 | 8V |
チャンネルクロストーク | 70dB(1kHz、入力ショート) |
入力インピーダンス | 47kΩ |
出力インピーダンス | 330Ω |
電源電圧 | AC100V、50Hz/60Hz |
消費電力 | 9W |
外形寸法 | 幅440x高さ120x奥行303mm |
重量 | 3.5kg |
付属 | 接続コード:2組 |